WEB+DB PRESS インタビュー
第 2 回 どちらを選ぶ?スペシャリストかマネージャーか ( 2 / 2 )

スペシャリストかマネージャーか

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サイボウズのキャリアパスについて、どう思いますか?

サイボウズでは四半期に一度、「目標の設定」と「前期目標の達成のレビュー」を行っています。そこで、今期を省みるとともに、次期の目標と、5 年後、10 年後にどんなエンジニア、ビジネスマンになりたいかという話をし、それぞれの目標に向かった仕事を振るようにしています。

私のように、マネージメントに進む人間もいるし、開発を極めてアーキテクトとして評価を得る人もいます。また、QA やテスト、ドキュメントのスペシャリストもいます。

世間的には、マネージメントが評価されていると思いますが、サイボウズはそうでなく、マネージャ以上に評価されているエンジニアやスペシャリストがたくさんいます。そういう意味で、サイボウズはいろいろなキャリアパスが用意されている会社だと思います。

開発部署の方は開発志向とマネージメント志向のどちらが多いのですか?

開発で行きたい、という人が多いです。ただ、サイボウズの人間の話を聞いていて思うのは、わりと野心家が多いということですね。自分で製品を作りたい人、というのが多い気がします。そのようなマインドを持っている人というのは、開発者志向といっても、ものを作るために必要だったら人を集めてマネージメントまでやれる人なのかなと思います。

マネージャになって、肉体的・精神的な負担は増えましたか?

そうですね。最終的に帳尻を合わせるのが私の仕事ですから、製品が出なかったり、それによってプロジェクトメンバーが評価されなかったりすれば、自分の責任になります。ですから、プレッシャーはあります。それでも製品が出来上がればとても嬉しく、それがモチベーションのアップにつながることになります。

マネージメントのプロフェッショナルへ

ユーザからフィードバックされることで良かったなと思うことはありますか?

使っていると言われることが嬉しいですね。会社外で知り合った人に「使ってます」と言われたときはすごく嬉しかったです。

ただ、具体的なフィードバックという意味では、悲しいかな駄目な部分での指摘の方が多いですね。使いにくいとか、これは不具合ではないかという意見をもらうことも多いので。しかし、そのような意見をいただくということは実際に使われているということで、使われていること自体がいいことだと考えています。

佐野さんご自身で描いている今後のステップアップをお聞かせください。将来はどのようなことをされたいですか?

まずはマネージメントということを始めたので、プロジェクトマネージメントのプロフェッショナルになりたいと思っています。技術的な知識やマネージメントの知識というところももちろんですが、プロジェクトというのは知識というところではなくて、働く人間のモチベーションというのが仕事を大きく左右すると思っています。そのようなときにチームの雰囲気を盛り上げられるような人間でいたいし、盛り上げられるための、例えばマイルストーンを明確にし、達成するたびに打ち上げなどをすることで今までの仕事を振り返ったりだとか、そういったことが重要だと思っています。

自分ではまったく意識していなくても、その人のキャラクターで盛り上がるという人もいるのですごく羨ましいです。自分もできればそうなりたいし、努力すれば何とかなるかなという気もするので、知識や経験も身につけ、プロジェクトマネージメントのプロになりたいと今は思っています。

正直その後というとあまり考えてはいないのですが ( 笑 )、ただ、これからもたくさんのプロジェクトをこなしていきたいなという気持ちはあります。10 年後にはプロジェクトの規模が大きくなっていると嬉しいですね。

1 年後、今のチームのスタッフが別の製品のマネージャになっていたり、ということもあるかもしれないですよね。

そうですね、そういうことはわりと頻繁にあります。ずっと同じ製品を担当していることももちろんあるし、そうじゃなくて適宜、どうしてもパワーが必要なときにはこっちに行って、またそれが一段落したらパワーの足りないところに行ってと、転々とする人もいますし、それぞれですね。

個人の何がやりたいかという希望に対してはサイボウズという会社は意見が通りやすいのですか?

通りやすいですね。これをやりたい、これをやりたくないという意見はわりと通りやすい会社だと思います。

あまりに通りすぎてバランスが問題視されている ( 笑 ) ということもあるくらいです。先ほどのモチベーションの話ではないですが、やりたくてやる仕事とやりたくなくてやる仕事はまったくモチベーションが違ってくるので、やりたい人間だけを集めた結果小さくなったプロジェクトで誰かが苦労したとしても、それはそれでいいところがあるのかなと思っています。

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最後に、サイボウズへの入社を目指すエンジニアの方々にメッセージをお願いします。

こういう仕事をしていきたいとか、こういうモノを作りたいとか、意見や希望を持っている人とは、一緒に働いていてとても楽しく感じます。そういう人ならば、たとえ経験が未熟だったり、知識がなかったりしても、私たちがサポートできます。サイボウズには、そういうマインドを持っている人を迎える体制があります。ぜひ、一度会社に遊びにきてみてください。

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